こんにちは、あつしです!
地方公務員(消防士)として8年働いた後にIT企業に転職しました。
本記事では、僕が実際に民間企業で働いた経験・周囲の元公務員の意見を参考に、
公務員から転職した方がいい人の特徴
公務員から転職して後悔する人の特徴
これらを実際ベースでお伝えしていきますね。
「公務員を辞めたいけど、安定は失いたくない…」という人に向けて、記事の最後に公務員級に安定しているおすすめ転職先を5つ紹介しています。
転職に成功した人・転職に失敗した人の両方の意見を参考にして、心から納得できる選択をしていきましょうね。
(僕自身の転職体験談は以下の記事に綴っています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね)
「公務員から転職しない方がいい」とあなたに言う人の心理
「公務員から転職しないほうがいい」とあなたも一度は聞いたことがあったり、あるいは直接言われたことがあるかもしれませんね。
このような言葉を投げかける人は、決して「自分と同じ苦しみ」をあなたに味わってほしいわけではなく、
あなたのことを本当に心配して発言している
という気遣い・思いやりの心から生まれている言葉なんですよね。
周囲に「公務員から転職した人」の実例がなく、
会社員=不安定
このような公式が頭の中で成り立っているので、転職を考えているあなたに対して、ほぼ反射的に「転職しないほうがいい」と助言しているのです。
「公務員から転職しない方がいい」の裏側
公務員からの転職を反射的に否定する人の意見を1つずつ言語化してみると、次のようになります。
- 民間企業は業績が悪化すると「収入が下がる」リスクがある
- 最悪の場合は「倒産・リストラ」に遭う
- 今まで積み上げた「経験やスキル」がもったいない
- 利益主義の働き方に変わることで「環境の変化によるストレス」を受ける
- 1から人間関係を構築しなければならず「人間関係のストレス」を受ける
- 退職金や貰える年金が減って「老後」が不安定になる
当然ながら、上記のリスクはその他大勢の会社員も同様に抱えていますし、今は「公務員だから安定した生活が送れる」とは限らない世の中になっています。
今後はインフレが進む世の中。物価や金利がますます上昇する社会になった際、
公務員の給料が上がるスピードより、物価や金利が上昇するスピードの方が早い
といった現象が起こります。
(僕は公務員時代、年間6,000円の昇給幅で正直苦しかったです…泣)
公務員の給料が今後上がることを想定しても、そのタイミングは民間企業の賃上げが一周した後になるでしょう。他の人よりも苦しい期間が長くなります…
超低金利時代の昭和・平成では、多くの人が「公務員を辞めない方が幸せ」だったかもしれません。ですが現代は政府もインフレ率上昇を宣言しています。
給料は安定しても、生活で安心できるかはわからない
というのが、今後5年、10年で公務員が抱える悩みになるはず。「公務員=安定」とは100%言えない世の中になってきています。
実体験|民間企業に転職して発覚した5つのこと
当然ながら公務員から民間企業に転職すると、給与形態から働き方までまるっきり変わります。
そこで本項目では、僕が公務員から民間企業に転職して感じた5つの事実をお伝えします。
転職を検討している人は、この項目で民間企業の実態をチェックしてみてくださいね。
①ホワイト企業でも残業は部署によって存在する
「残業がひどい」と聞けばブラック企業を連想しますよね。社内全体で多くの人が仕事に追われ、帰宅は22時過ぎ…というイメージが浮かびます。
ですが実際には、ホワイト企業であったとしても全部署で残業が少ないわけではありません。
実際に僕の友人(元公務員で現Webエンジニア)は、リモートワーク中心で残業は月10時間未満のホワイトな職場に転職しましたが、他部署は月40時間以上の残業を強いられていると言っています。
さらに僕の例では、入社前に採用担当者から「うちはブラックではないけどグレーな会社」と言われましたが、いざ転職してみると残業が完全にゼロの部署も複数ありました。
言われてみれば、全ての部署で業務や人員の割合を平等に割り振るのは不可能な話です。
公務員と同じように、ホワイト企業でも「人事ガチャ」で残業有無の明暗が分かれてくるのです。
②福利厚生は公務員の方がやっぱり手厚い
ときどき「福利厚生は公務員より民間の方が手厚い」という声を聞きます。
ですが僕の場合は次のように、福利厚生は転職前(公務員の時)の方が圧倒的に手厚いものがありました。
- 住居手当が消滅
- 冠婚葬祭の手当が手薄い
- 結婚祝い金・出産祝い金が少ない
一方でランチ代が経費になったり”スキルアップ支援”として書籍代を経費で落すような『バリエーション豊富な経費』は、転職後のが多く設けられていました。
このような制度はとてもありがたく”お得”に感じますが、住居手当や冠婚葬祭手当が無くなったことを踏まえると、生活への貢献度は公務員の福利厚生のほうが圧倒的に大きいと感じます。
③「公務員は民間企業で通用しない」は思い込みだった
公務員として長く働くと、
公務員なんて民間企業では通用しない
といった考えが浮かんできますよね。
僕もこの思い込みにずっと囚われていて、8年もの期間公務員を辞める決断ができませんでした。
そんな中、悩みに悩んだ末に転職して民間企業で働いてみると、
- 周囲の社員と普通にコミュニケーションを取れれば仕事はスムーズに進む
- クライアント対応も、窓口で住民と接するように応えれば問題は生まれない
ということが判明。専門的な知識やスキルを使う場面なんて、1日の中でほんのわずかだと知りました。
僕はエンジニア職に転職しましたが、1日の中でだいたい半分がミーティングなど”コミュニケーション”の時間を占めています。
業界知識や技術的な問題は「最低限のコミュニケーション能力」があればほぼ解決できると感じています。
「公務員は民間企業で活躍できない」は完全に思い込みです。むしろ多様な住民や上司とのコミュニケーションに慣れている公務員は、1つの会社でずっと働いている会社員よりも活躍できる可能性を秘めています。
④転職先の一社で雇用を安定させるのは無理
公務員として働いていると”安定志向”が強くなりますよね。なので転職の際は「できれば大企業に入りたい」と考える人もいるはず。
ですがその考え方は、現代ではかなり危険です。東京商工リサーチによれば企業の平均寿命は20〜30年とされ、今の大企業でさえ倒産のリスクは十分過ぎるほど存在するからです。
たとえば大企業筆頭のユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、「ジェットコースターを後ろ向きに走らせる」という奇抜なアイデアでV字回復に成功するまでは倒産寸前レベルの危機に陥っていました。
さらに「世界のトヨタ」と言わしめるトヨタ自動車も、自動運転の技術では海外企業から大幅な遅れを取っているとされ、10年後も今の自動車シェア率を維持できるかどうかはかなり怪しいです。
僕の転職先の話をすると、業績は会社創業以来ずっと右肩上がりで、現在は海外事業にバシバシ投資しています。
従業員数は1,000をゆうに超えていますが、この海外事業の結果によっては、会社の存続も危うくなりかねません。
これらの話のように、今の大企業が10年後、20年後も存在しているかどうかはかなり怪しいです。
したがって「転職先の1社目で長く働きたい」という人は、今の大企業ではなく『将来の大企業』に飛び込む必要が出てきます。
⑤常に転職を意識できれば、公務員を辞めても将来は安定する
1社安定を掴むために、先ほどお伝えした『将来の大企業』に転職するということは以下のイメージになります。
- V字回復する前のユニバーサル・スタジオ・ジャパンに転職する
- 自動車が普及する前の時代にトヨタ自動車に入る
このような会社を転職先に選ぶのには、精神的にかなり抵抗がありますよね。
将来のキャリアを”1社で”安定させることは難しい。ですが「複数社で安定させる」という視点を持てば、誰でも再現性高く安定を築くことができます。
詳しくは別の記事で解説していますが、令和の今、転職事例には以下のような内容があります。
- 製造業から外資系IT企業へ
- 自動車メーカーからコンサルティングファームへ
このように現代の転職は、異なる業界や職種への転職が実現しやすく、それも収入や役職も高めていけるのが転職。
なので会社員として安定を築く場合、
仕事は1社で完結させない
といった考え方がとても大切になってきます。
周囲の声①「公務員から転職してよかった」と言う友人の声
この項目では、実際に公務員から転職した身近な人の意見を紹介していきます。
転職先の同僚「給料を貰いながら学べてやばい」
転職先のIT企業には、大阪府の元村役場職員や奈良県の元市役所職員が同期にいました。
(自分以外に公務員出身の人が二人もいて、正直かなり驚きました…!)
彼らが口を揃えて言っている言葉は、
給料を貰いながら好きなことを学べるのは、良い意味でやばい。
ということです。
IT業界ではプログラミングもマーケティングも、一定のスキルに到達するまでに数年かかります。
それまでの期間、上司や先輩に教わりながら、そしてお金を貰いながらスキルアップすることができるので、願ったり叶ったりの環境といえます。
もちろん、本人がなにも努力せず他力本願で業務に望むのはNGで「業務を妨げるお荷物社員」と見られます。
ですが、
- 会社に貢献するために、上司や先輩から学ぶ
- 学んだことを社内でアウトプットする
この循環さえ成立させれば、自分のレベルが上って会社の業績も上がる。ゆえに上司や先輩も幸せになる。
「努力すれば自分も周りもハッピーになる」という公務員の頃には無かった”好循環”がやばいのです…!
前職の同僚「働いた分だけ稼げる」
消防士時代の元同僚は、フィットネス業界でパーソナルトレーナーをしています。
当人は転職した後に、
働いた分だけ給料に反映されるからまじで嬉しい。
と言っています。
最低限の賃金は保証され、あとは自分が動いた分だけ給料が増える「成果報酬型」。そして美容師のように「個人」にお客さんが付きやすい職種でもあります。
- 働いた分だけ給料が増える
- 人気になれば単価が上がり、独立も視野に入る
このような環境は、頑張っても報われない公務員の環境から見るとかなり魅力的に感じますよね。
元同僚はワンマン上司のパワハラが原因で公務員を辞めたのですが、「今はその上司に感謝してる」と言っていました。
自分に合った環境で働くことができれば、仕事の悩みが大幅に解消されそうですね。
前職の先輩「理想の働き方が実現できた」
公務員から公務員への転職例ではありますが、前職で3年歳上の先輩は、消防士から隣町の役場職員に転職しました。
当先輩はずっと「消防事務」を希望していましたが、入職してからずっとその希望は叶わなかったため転職を決意。
別の行政事務にはなってしまいましたが、先輩は転職後に、
理想の働き方が実現して嬉しい。
と満足そうでした。
先ほど紹介した元同僚と同じように、「労働環境」は仕事の満足度に直結しますね。
周囲の声②「公務員から転職して失敗した」と言う人の声
正直にお伝えすると、「公務員辞めなければよかった…」と発言する人は僕の周囲には一人もいません。
ですがSNSや口コミサイトでは「公務員から転職しない方がいい」という声も寄せられています。
- 転職先がブラック企業だった
- 慣れない業務と環境に毎日疲弊する
- 休日出勤が増えて家族と過ごす時間が減った
「公務員から転職して失敗した」と言う人の共通点
転職を後悔している元公務員に共通して言えることは、「ワークライフバランスが悪化した」ということです。
民間企業は公務員と違って、
- 競合他社が参入するリスク
- ユーザーが別サービスに乗り換るリスク
これらを0%にすることは不可能です。たとえアメリカ最強のIT企業”GAFA”をもってしても、上記のリスクを背負いながら会社を経営しています。
一方で公務員は、人類が滅亡しない限り財源を確保できる「行政サービス」が業務内容であり、この市場を狙う競合は生まれません。
公務員の人でも、毎日ブラックな環境に必死で絶え続けている人もいるかもしれません。ですがそれでも、
ワークライフバランスを実現できる”確率”
を客観的にみた時には、競合他社が介入せずに財源が滞りなく入ってくる「日本の公務員」は、文字通り”敵なし”になるのです。
公務員から転職した方がいい人の特徴2つ
本項目では、これまでに紹介した転職体験や元公務員の意見をもとに、「公務員から転職したほうがいい人の特徴」を2つお伝えします。
公務員から転職した方がいい人の特徴
①「好き」を仕事にしたい人
- 仕事の時間を充実させたい
- 自分の好き・得意を活かした仕事がしたい
このように考えている人は、公務員よりも民間企業のほうが向いています。
その理由は「給料=我慢料」ではなくなるからです。たとえ今より収入が減って貧乏に近づいたとしても、
- 自分が熱中できることに毎日取り組める
- その先に自分の理想の未来が手に入る
といった「収入」と「人生の満足度」が反比例する現象が生まれます。
ワンピースの作者尾田栄一郎先生も、雑誌のインタビューで次のように言っています。
大人はよく一番好きなことは仕事にせず、趣味にした方がいいなんていいますよ。教えます。アレはウソなんです。ずっと好きなことをした方が楽しいに決まってます。
出典:animan ch
「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、熱中していくうちにみるみるスキルが上達します。年収もそれにつられてどんどん伸びていきますから、好きを仕事にするメリットは大きいですね。
今はスマホ1台でインスタやTicTok、パソコン1台でプログラミングやブログに挑戦できる時代。
SNSマーケティングやプログラミングは需要が高いので、転職に繋がるチャンスは十分過ぎるほどあります。
かく言う僕も、IT企業に転職したきっかけは公務員時代に初めて学んだプログラミングでした!
公務員から転職した方がいい人の特徴
②「年収を戦略的に上げたい」と思う人
年収を”戦略的に”高めたい人は、公務員よりも民間企業のほうが向いています。
なぜなら現代は「異業種への転職」が叶う時代であり、
- 将来伸びそうな業界・事業内容を自分で分析し、
- 該当する企業に自分を売り込んで転職する。
このように自分の頭でキャリアプランを設計し、挑戦できる世の中になっているからです。
逆に、
- 仕事で頑張った分だけ報われたい…
- 成果に応じて年収を上げてほしい…
といった考えを持っている人は、転職をおすすめできません…。
その理由は、多くの会社では公務員同様「利益は社員で仲良く山分け」の仕組を採用しており、今は特別な実績や”強み”がなくても、転職でキャリアアップできてしまうからです。
- 年収を戦略的に上げていきたいか
- 常に転職を考えながらキャリアを築けるか
「年収を上げたい」に上記の要素を含むのであれば、公務員から民間企業に転職したほうが理想の未来を進んでいけるといえます。
公務員から転職しない方がいい人の特徴3選
この項目では、「公務員から転職しないほうがいい人の特徴」を3つお伝えします。
公務員から転職しない方がいい人の特徴
①「業務量・残業が多い」が転職の理由
- ポンコツ上司のせいで業務量が多すぎる
- 残業がつらくて転職したい
もしもあなたが上記の理由で転職を考えているのであれば、公務員を辞めないほうがいいと僕は思います。
大きな理由は「実体験|民間企業に転職して発覚した5つのこと」でお伝えした内容のとおりで、民間企業に転職しても業務量や残業時間は解消されない可能性が高いからです。
腰が重たく感じるかもしれませんが、僕だったら上司に残業や業務分担を相談します。具体的な改善ポイントと対策を提案して、最終的には上司に判断をゆだねます。
「ずさんな労働環境」を作り上げる上司では改善の見込みは低いかもしれません。しかしあなたが体力的にも、精神的にも追い込まれている状態は、その上司も少しは理解するはずです。
これで何も改善しない場合、僕は総務部に相談したり、休職制度を利用すると思います。
「現状報告」「改善提案」という自分の役目を全て終えた以上、あとは全て上司の責任です。自分の心と体を一番大切にしてくださいね。
公務員から転職しない方がいい人の特徴
②「老後リッチになりたい」と思っている
- 老後は悠々自適に過ごしたい
- セカンドライフは一切働きたくない
このような老後リッチになりたい人は転職しないほうがいいです。公務員を続けたほうが夢の実現に近づけます。
なぜなら年齢にもよりますが、老後資金1億円であれば、「倹約+長期投資+退職金」で実現できるからです。
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※想定利回り7%(1991年から2021年までの30年間の平均利回り)
さらに定年退職が65歳に伸びれば、その6,100万円をもう5年積立+運用するだけで、総資産は「9,100万円」にまで膨れ上がります。
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この資産に退職金約2,000万円を加えれば資産1億円を達成。老後リッチな生活を送ることができます。
公務員の「安定」に複利の力を加える。お金の知識を身につけて公務員を賢く続けると、老後のセカンドライフを心置きなく満喫することができますよ。
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公務員から転職しない方がいい人の特徴
③「安定」が優先順位の第一位
「周囲の声②「公務員から転職して失敗した」と言う人の声」の項目でもお伝えしましたが、日本の公務員はあのGAFAよりも安定感があります。
なので仕事や転職で求める優先順位の第一位が「安定」である場合、当然転職はおすすめできません。
ただし、仕事に求める条件を「安定」の一括りにはできませんよね。職場の人間関係で悩まされたり、
給料があとあと5万円増えたら、それだけでプライベートが充実するのに…
といった悩みも生まれてくると思います。
このように、仕事の優先度が”安定”だけでなく「+α」の要素もある人は、次の項目でお伝えする公務員級に安定している業界への転職がおすすめです。
公務員から転職したいけど安定は失いたくない…おすすめ転職先5つ
最後に、
公務員から転職したいけど、安定は失いたくない…
と悩む人に向けて、公務員並みに安定しているホワイトな業界を5つ紹介します。
- 医薬品・医療機器業界
- 種苗業界
- 化学業界
- インフラ業界
- 大学業界
これらの業界に共通しているのは、
- 参入障壁が高くて競合他社が生まれにくい
- BtoB(企業↔企業)のビジネスモデル
- 景気に左右されにくい
この3つのポイントが上げられます。年間の仕事量も売上も安定しているため、爆発的な年収アップは見込めませんがゆったりとしたキャリアプランを歩くことができます。
詳細は以下の記事で解説しています。実際に求人を選んで応募するときは、記事の内容を参考にすることでブラック企業に転職するリスクを大きく減らすことができますよ。
まとめ|公務員から転職しない方がいいのか
本記事では、公務員から転職しないほうがいいのかどうか、民間企業で働いた実体験と周囲の意見をもとにお伝えしました。
- 公務員から転職した方がいい人の特徴
- 「好き」を仕事にしたい人
- 「年収を戦略的に上げたい」と考える人
- 公務員から転職しないほうがいい人の特徴
- 「業務量・残業が多い」が転職理由
- 「老後リッチになりたい」と思っている
- 「安定」が優先順の第一位
極論、公務員から転職したほうがいいかどうかは「仕事の捉え方次第」だと思います。
仕事を「生活のため」「給料をもらうため」という気持ちが強い人は、公務員を続けたほうが幸せな未来が待っているかもしれません。
本記事でお伝えしたように「職場の労働環境が悪い確率」は民間企業のほうが高いです。安定して給料をもらいたいのであれば、転職せずに上司や総務部に”相談”したほうが圧倒的に安全です。
>> 参考:公務員から転職しない方がいい人の特徴①「業務量・残業が多い」が転職の理由
一方で、
- 仕事ではお金より”時間”を充実させたい
- 年収やキャリアを自分の頭で考えて伸ばしたい
このような意識が強い人は、思い切って公務員から転職したほうがその後の人生が充実するでしょう。
転職後は死んだ魚の眼をした状態から、息を吹き返したようにイキイキと働ける”将来性”を秘めています。
実際に僕は公務員の頃、「死んだ魚の眼」をしていました。鏡を見なくてもわかるレベルです…笑
プライベートでは仕事から積極的に遠ざかり、”自己研鑽”なんて公務員時代はこれっぽっちもできませんでした。
ですが転職後は、休日も仕事の勉強ができています。「勉強しなければ…」という意識より『この分野についてもっと知りたい』という”興味”のほうが強いです。
この自己変化にはかなり驚き、同時に「環境が変われば人は簡単に変わる」とも感じました。
仕事の悩みの原因は「環境のミスマッチ」が大半だと思います。一度じっくり『自分の価値観』を深堀りしてみると、悔いのない仕事選びができるはずですよ。