公務員を辞めて早3年。
30代が目前になったとき「このまま公務員を続けていいのか?」と焦る気持ちでIT企業に転職しました。
そして今はフリーランスとして働いています。
つい数年前までは、
「安定を手放せば人生終了する」
「公務員は民間企業で活躍できない」
「定年退職まで現職を続けるしか道はない」
このような思い込みにとらわれていましたが、今では公務員を辞めてよかったと実感。
もっと言えば、民間企業に転職した1年目から「転職して幸せ」と感じられました。
そこで今回は、公務員から民間企業に転職してよかったことを7つピックアップし、それぞれ詳しくご紹介します。
公務員から民間企業に転職しようか考えている方の参考になれば幸いです!
*公務員から転職して後悔したことは以下の記事でまとめています。

この記事を書いた人

あつし
8年間勤めた公務員を辞めてIT企業に転職したアラサー。今はフリーランスライターとして3つの転職メディアで活動中。元エンジニア・元消防士。Webライター歴4年。(詳しいプロフィールへ→)
公務員から民間企業に転職してよかった7つのこと
田舎で公務員を8年間続けた後、都内のIT企業に転職しました。
公務員として長く働いていると、自己保身を優先する上層部や非効率な業務、人間関係のストレスなど、不満がどんどん増えていきますよね。
僕も当時は多くの不満を抱えていましたが、民間企業に転職したことで、そのほとんどが解消されました。
とくに次の7つは「公務員から転職してよかった」と強く感じたポイントです。
それぞれ詳しくご紹介します。
① 古臭い組織・コネ社会から解放される
公務員時代は、職場の人間関係や風土・文化に大きな不満がありました。
- 上司の言うことは絶対
- 出世や部署異動はコネ次第
という古風な組織だったり、
- 若手の愚行は厳しく非難し、
- 上層部の不祥事はもみ消す。
という文化には不信感しかありませんでした。
しかし転職先の会社では、新人を大切に育成する文化があり、仕事で成果を出せば年齢や肩書きに関係なく評価されます。
実際に転職して間もないころ、20代の社員が40代の上司にオフィスで堂々と意見を述べ、上司がそれを受け入れる光景が各所で見られたのはとても驚きました。
自分より若い社員がのびのびと働いている姿を見るたび、「転職して本当に良かった」「自分も前向きに仕事に取り組める」と思えるようになったのです。
② 非効率的な作業・ムダな仕事から解放される
公務員として働いていると、「この仕事は一体なんのためにやってるんだ……」とモヤモヤする瞬間が多々ありますよね。
僕は、1通のメールを回覧する作業がほんとうに嫌でした。笑
紙に印刷して押印し、部署内の人間が起案文をチェックするまでに丸1日かかる。次の日から回覧が始まれば早い方なのは、きっとあるあるだと思います。
そんな職場からIT企業に転職したとき、もう天地がひっくり返るほどの衝撃を受けました。
事務室に固定電話は1台もなく、仕事中の会話は Slack や GoogleMeet というコミュニケーションアプリの中で行われます。
この時点で「上司のおしゃべりを聞く」という仕事が消滅します。笑
さらにルーチンワークや反復作業も、プログラムが自動で処理してくれます。
「仕事はラクしちゃいけない」という公務員時代の思い込みが覆り、生産性に全振りした民間企業の働き方に心から感動しました。
③ 労働基準法の適用を受けられる
ご存知かもしれませんが、公務員は労働基準法が適用されません。
もちろん公務員にも守られている権利はありますが、民間とは少し違う労働ルールのため、「グレーな働き方」になりやすい実情があります。
僕が公務員だったとき、「この研修は無給だけど出てくれない?」と上司に誘われることがよくありました。
どこか指示っぽく聞こえて断りづらいですよね。
一方で民間だと、勤務時間や残業が法律で決まっており、それを上司や部下が熟知しています。
「時間外研修を部下に無給で行かせるのはヤバいこと」と周りが自覚しているため、民間企業に転職してからは、ブラックな働き方になりづらいと感じました。
④ 年収アップのチャンスが広がる
公務員は年功序列の世界なので、仕事をどれだけ頑張っても給料は上がらないですよね。
人事評価制度も形ばかりで、ほとんど機能していないと思います。
(僕の職場では「高評価・低評価はNG」という指示が上から出ていました。。。)
「仕事を頑張っても報われない」と脳に刻まれるため、やる気・モチベーションが湧かないのは、もはや必然です。
一方で転職先の会社は実力主義を掲げており、成果を出せば年齢に関係なく、給料やボーナスに反映されます。
この環境に移ったことで「頑張れば報われる」というマインドに切り変わり、仕事のモチベーションが飛躍的に高まりました。
実際に僕は独立を経て公務員時代より年収が上がり、転職先の同期や同僚も、
- 同僚A:1年足らずで年収100万円以上アップ
- 同僚B:3年目で年収600万円(村役場職員時代から約2倍)
といった具合で年収アップを達成しています。
⑤ 副業に全力投球できる
実は公務員時代、誰にも言わずこっそり副業に取り組んでいました。
厳密に言えば、家族に名義を借り、「家業の手伝い」という名目でブログなどに挑戦。
これなら公務員も法に触れず、収入アップを目指せると思っていましたが、勉強会を積極的に欠席していたためか、上司や同僚の間で「あいつ副業やってるんじゃないか?」というウワサが立ちました。
職場ではなんとなく仲間はずれにされているような雰囲気があり、副業に思い切り取り組めず、収益もほとんど上がらないまま挫折。
しかし、民間企業に転職してからは副業に全力投球できるようになり、最終的には副業が独立するきっかけになりました。
「本業の給料だけでは物足りない」「好きなことを仕事にしたい」と考えているなら、副業ができる職場に転職すると、公務員から転職してよかったと思えるかもしれません。
⑥ 仕事に前向きに取り組めるようになった
「頑張れば報われる」という環境に移ったことで、仕事へのモチベーションが一気に上がりました。
公務員時代はどれだけ一生懸命働いても、サボっている人と給料は変わらないですよね。
前職では、1日中ネットサーフィンをしている”働かないおじさん”のほうが、自分の倍近い給料をもらっているような状況でした。
しかし民間企業に転職してからは、「努力した分だけ、収入とキャリアに反映される」という実感が湧き、
- 平日は会社で意欲的に働く
- スキマ時間でスキルアップに励む
- 休日は副業に挑戦して収入アップを狙う
といった具合で、前向きに生き生きと働けるようになりました。
ちなみに公務員時代は、休日に率先して仕事や勉強に励む人を見て、「あの人には特別な才能がある。自分にはムリ」と思っていました。
転職して環境が変わると「仕事が楽しい」と感じるようになり、学習意欲も自然に湧いてきたので、本当に転職してよかったと実感しています。
⑦ ライフステージに柔軟に対応できる
公務員は安定している反面、勤め先や住む場所を自由に選びにくいです。
一方で民間企業に転職すると、在宅ワークできたり、転勤で融通が効いたりと、ライフスタイルに合わせて働き方を調整しやすくなります。
たとえば「パートナーが関西へ転勤することを会社に相談したところ、関西支社への異動を提案してくれた」というタイプの話は周囲でよく聞きます。
僕も父の入院をきっかけに、フルリモートができる働き方へシフトしました。
会社員には転勤のリスクがあるものの、勤務地の希望を聞いてもらえたり、在宅ワークが選べたりと、融通が効くケースも多いです。
結婚・子育て・介護など、ライフステージに合わせて柔軟に働き方を変えられるのは、民間企業ならではのメリットだと実感しました。
さいごに:公務員から転職して後悔したこと
公務員から民間企業に転職したことを後悔していませんが、デメリットに感じたことはいくつかありました。
とくに「収入の安定性を失ったこと」は、公務員時代と比べて大きかったですね。
- 収入の安定性を失った
- リストラ・倒産のリスクがある
- ローン審査など社会的信用が下がる
- 労働時間や業務量が増える
ただ、転職前に一番不安に感じていた「民間企業でやっていけるのか?」という点については、まったくの杞憂でした。
専門性やスキルがなくても、上司や部下とふつうに話せる「コミュニケーション能力」さえあれば、民間の仕事も十分ついていけます。
公務員から転職して後悔したことについては以下の記事にまとめてありますので、読んでいただけたら嬉しいです。

それではまた。
コメント