こんにちは、あつしです!
本記事では僕が公務員からIT企業に転職したときの「最終面接」で聞かれた質問を10個、回答例と合わせて紹介します。
最終面接となれば、面接官はおそらく役員や社長が相手になります。
なのでオリジナリティ溢れる突飛な質問が飛んでくる可能性が非常に高く、本記事で紹介した内容は実際に出題されないかもしれません。
ですが、最終面接のリアルな質問を知ることで、「一次面接と一風変わった雰囲気」を感じ取ることもできます。
どんな要素が内定獲得につながるかわかりません。この記事があなたの最終選考突破に少しでもつながったら嬉しいです。
(面接を受けた当時は公務員だったので、内容が公務員よりになっています)
最終面接で聞かれた10の質問一覧表
①転職の理由や動機についての質問
転職理由は一次面接でも聞かれますが、社長や役員が「改めてあなたの言葉で聞きたい」という意図もあり、面接の最初に聞かれます。
回答のコツ(回答例)
※一次面接試験で答えた内容に沿って回答しましょう!
「どうして公務員辞めたいの?(安定しているのに…)」といった、一次面接時よりもグッと踏み込んだ質問をされました。ポジティブな転職理由を堂々と語れるようにしておきましょう。
②今の職場を選んだ理由
社長や役員はこの質問を通じて、あなたが仕事を選ぶ際に重視するポイントや価値観を把握したいと考えています。
回答のコツ(回答例)
「当時の私は”安定したキャリア”を求めていたため、今の職場を選びました。公務員として働くことで、将来が安定するだけでなく、地域社会の安全と福祉に直接貢献できると考えました。
ですが〇〇の公務に携わる中、この分野の社会貢献度を身を持って知り、よりダイナミックな環境で、より大きな影響を与えることができる仕事がしたいと強く思うようになりました。」
転職の動機をポジティブに熱く語れるのであれば、現職に就いたは正直に伝えてしまっても問題ありません。むしろ社長クラスの人であれば、自分の想いを正直に語った方が「興味深い(おもしろい)」と思われて、採用確率がアップするかもしれません。
③前職の業務で最も貢献したことや成果は?
この質問を通じて、あなたの業務遂行能力や成果を出す力を確認したい意図があります。
回答のコツ(回答例)
「〇〇業務の手続きの際、他の手続きよりも1.5倍以上の時間を要していて、他の業務がスタックする問題が発生していました。そこで手続きのフローを見直して問題となる箇所を見極め、他部署と調整しながら改善を加えたことで申請処理時間の30%短縮を実現することができました。」
具体的な成果や数字を用いて「論理的に」回答するか、どのような考え方で仕事に取り組んできたのかの「マインド面」のどちらかを回答すると好印象です。
④うちの会社で何年働きたいか。どんなことに取り組みたいか?
この質問を通じて、あなたが会社に長期的にコミットしてくれるか、あなたのやりたいことが企業とマッチしているかを確認したい意図があります。
回答のコツ(回答例)
「私は貴社で長期的にキャリアを築きたいと考えています。特に、貴社が先駆けている〇〇分野での新プロジェクトに関わり、その発展に貢献することが私の目標です。」
長期的なキャリアプランを述べ、その中で貴社で実現したい目標や取り組みたいプロジェクトを具体的に挙げて回答すると好印象です。
⑤5年後の自分になったとして、今の自分に一言伝えるとしたら何を伝えますか?
この質問では、あなたのモチベーションや将来の展望(価値観)を知りたいと考えています。
回答のコツ(回答例)
「5年後の自分から今の私に伝えたいのは、「常に好奇心を持ち、新しい挑戦から逃げないこと」です。困難に直面しても、それを乗り越えたときに得られる成長と経験の価値を信じて進み続けてほしいと思います。」
特に、「リスクを取って転職する」という行為は、人生の分岐点の一つです。あなたが今、希望を持って転職活動をしている状態を素直に表現すると好印象につながります。
⑥逆に今から5年前の自分に何て問いかけたい?
先ほどの質問とは反対に、「過去のとらえ方」といった価値観を探ろうとしていることが考えられます。
回答のコツ(回答例)
「5年前の自分には、「恐れずに新しい挑戦を受け入れよ」と問いかけたいです。その時期に受けた挑戦が今の私を形作り、成長に必要な経験を積むことができたからです。」
過去の自分に対する助言や学んだ教訓をポジティブな形で表現し、それがいかに今の自分につながったかを伝えると好印象です。
⑦将来の目標やキャリアプランを教えてください。
この質問は一次面接でもよく聞かれる内容であり、あなたがどんな目標を持っているか、その目標が企業の将来計画と合致しているかを具体的に確認したいと、企業側は考えています。
回答のコツ(回答例)
※一次面接試験で答えた内容に沿って回答しましょう!
社長や役員が相手になると「表には出ないお宝話」を聞ける可能性があるので、より具体的に自分の口から回答するように意識しましょう!
⑧どのような職場環境で働きたいですか?
この質問では、あなたが仕事で大切にしている価値観、あなたがより活きる環境が知りたい意図があり、企業文化や社風に適合するかどうかを見極めます。
回答のコツ(回答例)
「私はオープンで率直なコミュニケーションが行われ、新しいアイデアを自由に提案できる環境で働きたいです。チーム全員がお互いを支え合い、共に成長していけるような職場が理想です。」
経営理念や社風を面接試験前にチェックし、それに沿った内容を回答すると好印象につながりやすいです。
また、応募先の企業がフランクで自由度が高いような「現職と正反対の性質」だった場合、「私は今の職場の環境が合わなかった。だからあなたのような会社で働きたい」といった内容を熱く語っても好印象ですね。
⑨弊社の強みと弱みは何だと思いますか?
この質問では、「あなたが応募先の企業についてどれだけ理解しているか」を解く意図があります。
回答のコツ(回答例)
「御社の強みは、革新的なテクノロジーによる業界内でのリーダーシップだと感じています。一方で、この技術を新しいモノに抵抗感がある一般層にどのように提供していくかが今後の課題ではないかと考えます。」
事前のリサーチがカギです。応募先企業の具体的な強み(魅力)を挙げつつ、弱みについても建設的な提案を交えて回答しましょう。
⑩弊社に入社したらどのように貢献したいですか?
この質問は、「あなたの強み」と「企業が求めている人材にマッチしているか」を再確認したい意図があります。
回答のコツ(回答例)
「御社に入職後はチームビルディングの面で貢献したいと考えています。公務員としての経験を通じて、年が離れたチームメンバーや外部機関など異なるバックグラウンドを持つ職員と共通の目標に向かって一致団結させる力を身につけました。チームビルディング活動を通じて、コミュニケーションを活発化させ、チームワークを強化していきたいと考えています。」
あなたの”強み”に沿った具体例を語ると、社長や役員が「あなたの採用後のイメージ」を持つことができ、採用決定に大きく近づけます。
最終面接で聞かれた10の質問まとめ
この記事では、最終面接試験で聞かれた質問を10個紹介しました。
最終面接は転職活動の最大の壁。悔いが残らないくらい準備をしっかり行い、前向きな姿勢で面接に挑めば、きっと良い結果が待っていますよ。
あなたの転職成功を心から祈っています!