- 転職エージェントって使ったらダメなんでしょ?
- 騙される人ばっかり。使ったら絶対に失敗するよね…
と思うかもしれませんが、
- 人生初の転職にこれから挑戦する人も、
- 転職に慣れているベテラン上級者も、
本気で転職を成功させたいのであれば、使うサービスはもれなく「転職エージェント一択」です。
世の中には、
「転職エージェント経由の転職はやめとけ。」
「転職エージェントはヤバいから使うな。」
といった”負の意見”が多い気がしますが、これはネガティブニュースが拡散されやすいSNSやインターネット社会だからこそ。
転職エージェントで良い担当者に伴走をしてもらいながら転職活動することで、失敗を限りなく防ぐことができます。
実際に僕も転職エージェントを活用し、熱心にアドバイスをしてくれる担当者のおかげで、ブラック職場から無事に転職することができました。
そこで本記事では、
なぜ転職エージェントを使ったほうがいいのか?
について、メリットやデメリット、使い方のコツ徹底解説していきます。
合わせて『転職エージェント選びより「担当者選び」を重視したほうが転職成功する』の記事を合わせて読んでいただくと、より精度の高い転職活動ができるようになりますよ!
まずは転職エージェントの仕組みを理解しよう
転職エージェントの仕組みを理解すれば、限りなく「転職失敗」を防ぐことができます。
「意図しない転職」「エージェント側だけに都合良い転職」を実現させないためにも、本項目で転職エージェントの仕組みを正しく理解していきましょうね。
【図解】転職エージェントのしくみ
転職エージェントは以下の図のような仕組みになっています。
この図のように、転職エージェントは
- 求職者(転職希望者)
- 転職エージェント(担当者)
- 求人を出す企業
の三者で成り立つサービスです。転職エージェント側で求職者(転職希望者)にヒアリングを行い、その人に適正ピッタリな企業をマッチングさせることが大きな役割です。
この転職エージェントの仕組みの中で、求職者側が理解するべき重要ポイントが2つあります。
ポイント①転職エージェントはボランティアではない。
1つめのポイントは、「転職エージェントはボランティアでサポートしていない」ということです。
ほとんどの転職エージェントは無料で使えます。サービスの運営費や担当者の人件費をどこで賄っているかというと、「企業側から受け取る報酬」になります。
内定に同意したとき、もしくは転職先に入ったタイミングで、およそ「オファー年収の1/3」の金額を企業側から受け取っているとされています。
このことから、転職エージェントはボランティアではなく”ビジネス”として転職希望者をサポートしていることがわかりますね。転職の意欲・熱意が弱い求職者にはサポートが手薄になるので気をつけましょう。
ポイント②内定同意or入社した時点で報酬が発生する
2つめのポイントは、転職エージェント側の報酬発生タイミングが「内定同意or入社した時」ということです。
このような仕組みであることから、中には求職者の意思を無視して、内定同意を押し勧めるような担当者も実在しています。
参考:【要注意】転職エージェントの被害・トラブル事例から学ぶ3つの教訓 >>
内定を辞退する権利は100%求職者側にあります。「内定辞退はダメです。」と担当者から言われることはほぼ無いと思いますが、万が一このように言われても、最終決定はあなた自身で決めていきましょうね。
転職エージェントを使ったほうがいい理由|メリット6つ
結論、転職エージェントを使ったほうがいい理由は「時短」になるからです。
良い求人を見つけるのも、魅力的な応募書類を書くのも、一人だと膨大な時間がかかります。しかし転職エージェントを活用すれば、プロの指導を受けながら転職活動することができます。
『転職活動のクオリティ』に圧倒的な差が生まれるのです。
企業側に刺さる志望動機が1日でも早く作れたり、企業サイドの事業戦略や採用事情を無料で教えてもらえることから、書類選考や面接試験の通過率が飛躍的に高まるのは必至です。
*全て無料で利用できます
- 転職相談・キャリア相談ができる
- 激選された非公開求人を紹介してくれる
- 応募書類の添削ができる
- 面接試験の指導・セミナーを受けられる
- 面接試験の日程調整を代行してくれる
- 年収交渉の代行をしてくれる
「初心者は搾取されるからエージェントは使うな」という声もありますが、僕は転職初心者の人ほど転職エージェントを使うべきと思ってます。
もちろん、悪質なサービスや担当者に遭遇するリスクはありますが、
【転職必敗法】
- 無能・悪質な担当者と一緒に転職活動する
- 転職活動をエージェントに丸投げ・任せきりにする
この「転職必敗法」さえ防げば、人生路頭に迷うような転職を100%防ぐことができます。
逆に上記2点の必敗法を踏んでしまう人は、転職エージェントを使わないほうが安全ですね。
無能・悪質な担当者を見分ける方法は別記事「ガチで有能な転職エージェントの見抜き方5ステップ」で、
転職エージェントの使い方のコツはこの記事の後半にお伝えします。
転職エージェントのデメリット2つ
- 求人数が比較的少ない
- 担当者によってサポートの質が変わる
この2点が転職エージェント使うデメリットになります。
それぞれ詳しくご説明しますね。
デメリット①求人数が比較的少ない
転職サイトと比較すると、転職エージェントは求人数が少ない傾向があります。
しかし”求人の質”でいえば圧倒的に転職エージェントの方が勝っています。なぜなら転職サイトは載せる求人の「審査」をしないからです。
一方で転職エージェントは、事前にエージェント側で審査し、厳選された「非公開求人」を持っています。
その非公開求人の数も1万〜10万件の規模で保有しているので、全てチェックするのが困難なほど多いです。
転職エージェントに登録すれば誰でも非公開求人を自由にチェックできます。そのため、このデメリットは気にしなくて大丈夫でしょう。
デメリット①担当者によってサポートの質が変わる
転職サポートの質は、利用するサービスではなく『担当者』で大きく異なります。
詳しくは以下の記事で紹介していますが、優良な転職エージェントの中にも、ごくわずかではありますが「悪質な担当者」が存在しています。
当たり前ですが担当者はAIではありません。学校の先生のように、教え方からサポート熱意・意欲は十人十です。中にはお金や利益に目が眩み、
会社はどこでもいいから、とにかく転職させる
というヤバい思想を隠し持っている担当者も、100%いないとは言い切れません。
この「担当者によってサポートの質が変わる」が、ただ1つにして最大のデメリット。転職エージェントの担当者を見極めることが、転職成功の大きなカギになります。
転職エージェントを賢く使うたった1つのコツ
自分からどんどん積極的にアドバイスを貰いに行く
これが転職エージェントの使い方で、一番効果があるたった1つのコツです。
いや、全然テクニックでも何でもないじゃないか!!
騙したな、この悪質アドバイザー!!
と言いたくなる気持ち、非常にわかります。
ですがここは一度押さえて聞いてください。
転職エージェントは前述したように、「転職が決まったら、企業から報酬が貰える」という仕組みでしたよね。
このことに加えて、ほとんどの担当者は2〜10人程度の転職希望者を掛け持ちしています。
これらの事実から、「転職意欲が高い求職者から積極的に支援する」という状況が必然的に生まれているのです。
転職エージェントはボランティアではなく、ビジネスとして転職支援をしています。転職できなければ担当者はタダ働き、企業側からの報酬は途絶え、その後転職エージェントは倒産するでしょう。
転職エージェントの担当者も本気です。転職意欲が低い人にはそれなりの対応を、逆に本気で転職活動をしている人には積極的にサポートを行います。
したがって、
- 自分からどんどん積極的にアドバイスを貰いに行く
この積極性を意識し、あなたの転職熱意が担当者に伝われば、他の求職者よりも「あなたの転職活動」を優先支援し、上質な転職サポートを受けることができますよ。
本気の転職活動なら転職エージェント一択まとめ
本記事では、転職エージェントの仕組み・メリットデメリットを紹介しました。
まとめると、真剣に転職活動に取り組みたい人は”転職エージェント”を使ったほうが圧倒的な「時短」に繋がり、転職成功に大きく近づけます。
*全て無料で利用できます
- 転職相談・キャリア相談ができる
- 激選された非公開求人を紹介してくれる
- 応募書類の添削ができる
- 面接試験の指導・セミナーを受けられる
- 面接試験の日程調整を代行してくれる
- 年収交渉の代行をしてくれる
これらは転職サイトだけを使う場合、全て一人で行わなければいけません。一方で転職エージェントを使えば、プロのサポートを受けながら進めることができるのです。
ただし、良い担当者と一緒に転職活動することが大前提。以下の記事で良い担当者を初回の面談で見抜けるようになりましょう。
逆にこんな人は転職サイトのみでOKです↓
- 今はそこまで転職したいと思わない
- 今アツい業界や需要が高い職種・トレンドだけ知りたい
転職サイトと転職エージェントを正しく使い分けて、自分に合った転職活動をしていきましょうね!
おすすめ転職サービス一覧はこちら >>
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