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【求人で見極めろ】ブラック企業の特徴・ヤバい業界を完全暴露

このようなお悩みを持つ人に向けて求人でブラック企業を見極める方法・ブラック企業の脱し方をご紹介します。

あつし

こんにちは、あつしです!
本記事では、僕がこれまでに3,000本以上の求人を分析し、50社以上の選考を受けた経験をもとに、

ブラック企業を見極める方法
いち早くホワイト企業に転職する方法

これらの内容をお伝えします。

僕は”転職”でブラック職場から開放されて、自分の人生を取り戻すことができました。

なのでこの記事でブラック企業の特徴を熟知し、ホワイト企業への転職を成功させましょうね!!!

>> 今すぐホワイト企業に転職する方法をチェックする

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ブラック企業の特徴・あるある5選

はじめに、全ブラック企業に共通する5つの特徴をご紹介します。

特徴①このフレーズ・キャッチコピーを多用

  • みなし残業/固定残業
  • 変形労働時間制
  • 週休二日制
  • 管理職だから残業代なし
転職希望者

今月はいっぱい仕事したのに、なぜ給料はいつも通りなんですか!!!

ブラック企業①

うちは”みなし残業”だから、残業代はすでに給料に含まれてるよん。
逆に定時までに仕事が終われば、給料が割増になるんだから頑張るんだよ〜。

ブラック企業②

我が社は「変形労働時間制」。だから毎日12時間働いても来月調整すれば問題ないのだ!
今月働き過ぎた分は来月の休暇で調整するから(覚えてたらね…)。

といった感じでブラック企業は残業代を支払わない理由を「〇〇制だから」「今までそうだったから」と言い訳し、不正労働を強いているのです。

みなし残業は「あらかじめ何時間くらいの残業時間があり、どのくらい残業代を支払っているのか」を明確にしなければいけません。

変形労働時間制にも「1ヶ月単位なら週平均40時間以内」といったルールが設けられています。

参考:厚生労働省
>> ①固定残業代を賃金に含める場合は、適切な表示をお願いします。
>> ②変形労働時間制

そのようなルールを無視し、ズボラな管理のまま取り組むブラック企業は往々にしてあります。

特徴②他社との競争率が高い

他社との競争率が高い会社もブラック企業の可能性が高まります。理由は「変化」に素早く対応しなければならないからです。

たとえば「格安SIM」の会社が一気に増え始めた令和初期には、料金プランの安さ・ギガ数の多さで競争が激しくなり、各社素早い対応が求められました。

通信会社

やばい。また✕✕社が新商品を打ち出してきた。うちのヒット商品の売上に影響が出る。早急に対応させねば(汗)

このような感じで、参入障壁が低くて他社との競争が激化しやすい業界・企業は労働環境が急激に悪化するリスクがあります。

特徴③残業が月45時間以上

労働基準法第36条に基づく協定(サブロク協定)の申請をした会社は、残業の上限を「月45時間・年間360時間」まで引き伸ばすことが許されてしまいます。

臨時的な特別の事情があって労使が合意する場合でも、年720時間、複数月平均80時間以内(休日労
働を含む)、月100時間未満(休日労働を含む)を超えることはできません。また、月45時間を超え
ることができるのは、年間6か月までです。

出典:厚生労働省「36協定で定める時間外労働及び休日労働 について留意すべき事項に関する指針 」

さらにブラック企業となると、このサブロク協定を都合よく解釈し、

ブラック企業

「月80時間・年間720時間」の過労死ラインぎりぎりまで働かせよう。国の通達の内容を破っているわけではないから合法だし。

といった感じで社員に過労を強要しているのです。

「月45時間の残業」が年間6ヶ月続くとNG。このボーダーラインを甘く見ている企業や上司が見つかれば、そこは120%ブラック企業です。

特徴④社員の入れ替わりが激しい

社員の入れ替わりが激しいような会社もブラック企業の可能性が高いです。最悪な労働環境が作られている証。

ただ、IT企業のような「専門性の高いプログラマー」「トップエンジニア」といった人材がゴロゴロいる業界では、

エリート社員

このプロジェクトに携わって2年半…この会社でやり残したことはもう無いな。
よし、そろそろ次の会社に移るか!

といった感じで部署異動並に転職するケースもあります。しかしこのようなポジティブな理由ではなく、

  • 社員が突然辞めた
  • 上司と揉めて退職した
  • 同僚が急に来なくなった

このような理由で社員が頻繁に辞めている会社は、高確率でブラック企業に該当します。

特徴⑤ベテランと若手の”仕事量”が不平等

「仕事量」がベテランと若手で差がありすぎる職場もブラック企業の可能性が高まります。

特にベテラン層が暇で、若手が忙しいケースだと

パワハラ上司

・〇〇さん、今日も可愛いネ!最近彼氏とうまくいってるのカナ?

・やっと提案書だしてきたか…全然ダメやり直し。え?どこがダメかって?そのくらい自分で考えてよ〜

モラハラ上司

ねぇ知ってた?実は〇〇さんと✕✕くん社内不倫してるらしいよ。しかも先週の金曜コソコソ……

このように、職場で発言しやすい立場の人が暇になると、決まって「仕事と関係のない話」を繰り出します。社内の雰囲気は悪くなる一方…

一人ひとりの仕事量を管理せず、「暇人」を放置するような企業は、内側から滅びる”沈没船”と化してしまうのです。

求人票でブラック企業を見破る3つの方法

一度ブラック企業に入職してしまうと、自分の命が削られて、人生に空白の時間が生まれてしまいます。

そのような転職を100%防ぐため、本項目では「求人情報でブラック企業を見抜く方法」をご紹介します。

ブラック企業を見破る方法
①募集要項に具体性があるか見る

ブラック企業を求人で見抜く1つ目の方法は、募集要項の具体性です。

優良企業ほど業務の役割や責任、労働条件を詳しく書いています。なぜならその項目を頑張って書けば、それに適した人材をいち早く見つけることができるから。

しかしブラック企業は、

ブラック企業

とにかく人がほしい。分担業務や専門分野…とか言ってられん。
多くの人が当てはまる募集要項になるように、幅広い業務内容を書いておこう。

といった意図を持っているので、募集要項がフワッとした内容になる傾向があります。

  • 業務の範囲はどこまでか?
  • 求めているスキルは具体的に何か?
  • 担当する事業内容は何か?
  • 労働条件や福利厚生は明記されてるか?

特にこの4点が具体的に書かれていない求人はブラック企業の可能性が高いです。「入社後にその会社で働くイメージ」がしっかりと持てる求人に応募していきましょう。

ブラック企業を見破る方法
②給料形態を確認する

ブラック企業を求人で見抜く2つめの方法は、給与形態を確認することです。具体的には下記の内容をチェックします。

【給与形態でチェックする項目】

  • 相場より明らかに高すぎないか
  • 固定残業/みなし残業のワードがあるか
  • 聞いたことがない名前の手当やボーナスはあるか

※当てはまったら要注意

これらについて、もう少し詳しく解説しますね。

相場より明らかに高すぎないか?

たとえばシステムエンジニアを例にすると、20〜30代で経験が浅い人の年収は「350万円前後」が妥当です。しかし転職サイトで求人を見てみると『500万円〜』といった内容がよく見られます。

このような相場から著しく離れた年収表記はほぼ確でブラック企業の求人なので気をつけましょう。

詳しくは以下の記事で紹介していますが、このような表記をする会社は「それは最高評価を取った人のボーナスを含んだ年収だ」と言い訳してくるので気をつけましょう。

固定残業/みなし残業のワードがあるか?

給与欄に「固定残業」「みなし残業」がある場合は要注意です。

給与:月25万円(固定残業代2万円含む)

このような表記がされていた場合、「この残業代はどうやって計算しているのか?」と注意深く見る必要があります。

詳しくは労働条件の欄に「平均残業時間」が書かれているので、その時間を使えばおおよその残業代が計算できます。固定残業代2万円で残業時間が月20時間だと時給1,000円、月30時間だと時給666円、といった感じで把握できます。

後はそもそもで「平均残業時間」に嘘を書いている可能性もあるので、固定残業代・みなし残業代の記載があった際は、面談でリアルな残業時間を聞くようにしましょう。

聞いたことがない名前の手当やボーナスはあるか?

珍しい手当の名前や賞与を求人に乗せることで、

ブラック企業

どう?うちの会社イケてるでしょ?

とアピールするブラック企業もいます。特に「若い人だけを集めたい願望」がある会社は、

  • ペット手当◯◯万円!
  • 健康配慮!1日1万歩制度!

などのレアな手当で求職者の目を引こうとする傾向があります。

手当については無難に「書籍代」「テレワーク手当」といった実用的な手当を求人に載せている企業が安心できます。

ブラック企業を見破る方法
③労働条件を確認する

ブラック企業を求人で見抜く3つめの方法は、労働条件を確認することです。

求人には平均残業時間を記載したり、休暇取得状況を明記するのが一般的です。しかしブラック企業は自分たちの素顔をどうにかして隠そうとします。

なので以下のフレーズやキャッチコピーが求人で使われていないかを確認し、「この会社は自分の労働状況を隠そうとしているかも…」とアンテナを高くすることが大切です。

【労働条件でチェックする項目】

  • そもそも月の平均残業時間を記載していない
    残業時間を意図的に隠してる可能性があるので危険
  • 「週休二日制」のフレーズがある
    正しくは完全週休二日制なので注意。週休二日制は月1で週2休みが1回以上ある状態。
  • 「試用期間6か月以上」のフレーズがある
    試用期間は1〜2ヶ月がふつう。6か月以上は「このくらい長いと雇ってもクビにしやすいね」というヤバい思考
  • 「若手・20代活躍中!」のフレーズがある
    中堅が抜けて若手しかいない職場の可能性がある。面接で離職率を必ず聞くべし
  • 「アットホームな職場」のフレーズがある
    少人数制の企業や、家族経営の可能性があり、休日も必須参加のイベントが多い傾向

ブラック企業を見破る方法
【番外編】他メディアやYouTube・SNSを見る

求人票以外にも、社内インタビュー記事やYouTube、インスタグラムなどの背景に注目することで、ブラック企業かどうかを見極めることもできます。

求人票以外のブラック企業の特徴】

  • 社員のスーツやシャツがよれよれ
    毎日アイロンをかけたり、服装を整える時間がないほど早朝出勤している
  • まるで病院のような無機質な事務室
    働く環境を上層部が気にかけない企業。観葉植物さえ置かれていない
  • 社員の机の上が汚い
    夕食をオフィスの机で済ませたり、そこで寝泊まりしている可能性もある
  • 社員の表情が暗い
    特に若い社員に注目。厳しい環境でプレッシャーを強く感じている職場の可能性が非常に高い

実際に内定を決める際は、YouTubeやSNS、他メディアの情報まで確認し、上記に該当しないかどうかチェックするようにしましょう。

要チェック!実はブラック企業が多い業界TOP5

実際に転職を経験してわかったことは、働き方や年収は「入る業界で決まる」ということ。都市開発が進めば建築業界全体が潤うように、”業界”を意識することは転職で超超超大切です。

そこでこの項目では、各業界の特色を踏まえて「ブラック企業が多い危険な業界」を5つご紹介します。

①SES業界

SES(システム エンジニアリング サービス)業界とは、常にクライアント先で勤務する労働形態のこと。特にITやWeb業界の一部の業界になります。

SES業界がブラック企業になりやすいのは、下請けとしての立場として働くことになるからです。

  • 勤務先は常にクライアントの職場
  • 人間関係はその職場次第
  • ヒアリング〜実装までクライアントと直接関わり責任が重い

このように、「基本給」以外の労働条件は全てクライアントに委ねられるので、生殺与奪の剣を他者に握らせっぱなしの状態なのです。

出典:ufotable制作「鬼滅の刃」
あつし

僕もIT企業で働いていたのでSESの実態はよく知っています。

クライアントがおじいちゃん企業だとリモートワークができなかったり、納期間近なのに無茶な要望が飛んできたりと、かなり振り回されやすい業界ですね。。

このように、SESは下請構造によって特に労働環境が悪化しやすい業界であるため、ブラック企業が多くなります。

②不動産業界

不動産業界は他業界の中でも、特に大金が動く業界。それ故にブラック企業が多い業界でもあります。

実力主義・成果主義の文化が根強く、「若くても結果さえ出せばOK」が常識。厳しいノルマを達成するために長時間労働になったり、仕事ができないと上司からの圧も強くなります。

さらに不動産業界は特に営業職の割合が高く、成果に基づく歩合制給与が一般的。これによって高収入を得るチャンスはあるものの、売上が伸び悩むと最低賃金すら確保できない状況に陥ることもあります。

このように不動産業界は、長時間労働・パワハラ職場・低賃金のリスクが高い業界といえるのです。

③飲食業界

飲食業界は他業界に比べて離職率が高く、ブラック企業の可能性が高いです。厚生労働省の雇用動向調査では、飲食業界の離職率は毎年業界トップに躍り出ています。

厚生労働省「令和4年-雇用動向調査結果の概要」
出典:厚生労働省「令和4年 雇用動向調査結果の概要」

飲食業界は「正社員の業務負担」が大きいことが最大の問題。飲食店は基本的に、従業員のうちアルバイトやパートの人が多くを占めているので、限られた正社員が多くの業務をカバーしなければいけません。

さらに、店舗の責任者として「店長」とされる正社員は、

ブラック企業

管理者手当貰ってるよね?だったら残業は当たり前。どうにかして店を切り盛りするんだ。

といった扱いで残業代が支払われないことも往々にしてあります。これにより、長時間労働なのに適切な対価が支払われず、過酷な労働環境につながってしまうのです。

④建築業界

建築業界は肉体労働+長時間労働が常態化しており、休みが圧倒的に少ないブラック企業が多いです。

長時間労働になってしまう主な原因は多重下請け構造厳しい工期です。「親会社」の発注により、下請け会社の判断で天候や従業員の健康に配慮した”柔軟な工期”を組むことができません。

さらに施工管理の仕事となると、工事の現場監督や資材発注、クライアントとの打ち合わせ、書類作成など多数の業務があります。これらの業務は、日中の現場作業が終わった後のデスクワーク。定時で仕事を終えることが困難なのです。

このように建築業界は厳しい肉体労働だけでなく「長時間労働」も強いられることが多いので、ブラック企業が多い業界の一つです。

⑤介護業界

介護業界にブラック企業が多いのは、日本の社会問題が原因です。

年々若い人(働き手・供給側)が不足し、お年寄り(需要)は増え続ける高齢化社会。
「供給<<<需要」がどんどん加速していくので、一人あたりの労働時間は年々長くなってしまいます。

加えて老人ホームは職場が狭く、閉鎖的な労働環境が多いです。人間関係のストレス・認知症患者の無茶難題を受けたときのストレスの吐け口が見つからず、精神的なつらさも発生します。

このように、介護は社会貢献度が高い仕事である反面、労働時間や職場のストレスが大きくなりやすい業界といえ、必然的にブラック企業が多くなってしまいます。

ブラック企業を見極める方法まとめ

この記事ではブラック企業を求人で見極める方法・ブラック企業が多い業界を紹介しました。

世の中にや約400万もの会社が存在すると言われていますが、社員を道具のように扱う悪質企業も少なくありません。

もしもあなたが求人を見て、少しでも「違和感」を感じたら、その企業に応募するのは辞めておいたほうがいいですよ。高確率であなたが望む会社ではないと思います。

転職で失敗した人の共通点には、『違和感を持ったまま転職した』があります。あなたが心から納得できる企業は必ず見つかります。

転職先はくれぐれも焦らずに決めていきましょうね!

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