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【完全版】人事も惚れちゃう履歴書・志望動機の作り方を画像付きで解説

このようなお悩みを持つ人に向けて、この記事では履歴書の書き方を徹底解説していきます。

書類選考の通過率を高めるには、履歴書よりも『職務経歴書』の方が重要です。

ですが中には履歴書の資格欄が空白の場合は職務経歴書を見なかったり、志望動機欄が最終行までぎっしり埋まっているかどうかを毎回チェックする採用担当者も存在します。

したがって、履歴書だからといって手を抜かずに100点の書類を作る必要があるのです。

本記事では、前半に履歴書の基本的な書き方を、後半に魅力的な履歴書にするテクニックを解説するので、この記事で履歴書をマスターしていきましょうね!

目次(タップして移動)

履歴書サンプル(見本)

転職活動_履歴書サンプル-1-1
転職活動_履歴書サンプル-1-2

履歴書全体のポイント・共通ルール

  • パソコンで入力する際は字体と文字サイズを統一する
  • 西暦・和暦は履歴書全体で統一する
  • 行頭を揃えて見やすく作る(ガタガタさせない)
  • 誤字脱字には細心の注意を払う

デジタル化が進んでいる現代では、パソコンやスマホで履歴書を作ってPDF化し、そのままメールで提出する企業が増えています。

したがって企業側の指定がなければ、手書きよりもWordやGoogleドキュメントが好ましいです。

履歴書のテンプレについて

インターネット上でさまざまな種類の履歴書のテンプレが出回っていますが、どれを使っても「差」はほとんどありません。

なので、ご自身が使っている転職エージェントや転職サイト内で配布されているものをそのまま使用していきましょう。

どのテンプレを使うかよりも、

  • 全体のバランスが整ってるか(見やすさ)
  • 字体や文字サイズが揃ってるか(読みやすさ)
  • 誤字脱字がないか(真剣度)

このような書類の”中身”が大切になってきます。

履歴書の基本的な書き方|5つの項目

ここからは実際に履歴書を5つの項目に分けて、書き方を一つずつ説明していきます。

転職活動_履歴書サンプル1-1
転職活動_履歴書サンプル1-2

①基本情報欄の書き方

履歴書サンプル-基本情報欄

1. 日付

  • 日付は書いた日ではなく「提出する日」にする
  • 面接に持参する場合は「面接当日の日付」を書く
  • 西暦・和暦(昭和・平成)の表記を統一する

2. 写真

  • サイズは横2.4〜3cm、縦3.6〜4cm
  • 3カ月以内に撮影したものを使う
  • カラーでバストアップの写真にする
  • 歯は見せず明るい表情で撮影する。
  • 服装、髪型を清潔にする
  • 写真の裏には名前を記入する

3. 氏名

  • 姓と名の間に半角〜1文字分のスペースを空ける
  • 「ふりがな」はひらがな、「フリガナ」はカタカナで書く
  • 履歴書への押印は企業側の指示があればする

4. 年齢

  • 提出日時点の年齢を記入する

5. 住所

  • 都道府県から省略せずに記入する
  • 郵便番号、マンション名、ふりがななども忘れずに書く

6. 電話番号

  • 固定電話がない場合は携帯電話のみでOK
  • 日中連絡がつきやすい番号を記入する

7. メールアドレス

  • 必ず個人のアドレスを使う(仕事用のアドレスはNG)
  • 外出先時でもすぐに連絡できるように、スマホでも確認できるアドレスが最適

基本情報欄のポイント!

顔写真は証明写真機やスマホで撮影するよりも「写真スタジオ」で撮影するのを強くおすすめします…!

光量が調整されたスタジオでプロの機材を使って撮影し、さらにその後にプロが程よく加工しているので、スマホや証明写真機とは比べ物にならないほどの差があります。

あつし

僕も実際の転職活動では、地元の写真スタジオで撮影した証明写真を使いました。

写真のクオリティが高まるだけでなく、証明写真であれこれ悩む時間が全て吹き飛んだので、投資価値は非常に高かったです!

②学歴・職歴欄の書き方

履歴書サンプル-学歴・職歴欄

1. 学歴欄

  • 学校名や職場は正式名称で書く
  • 学歴欄は義務教育を省略しても可

学歴について、特に指定がなければ「高等学校卒業」から書くと間違いないです。大学院卒で学歴が多くて書ききれなくなってしまう場合は「大学卒業」から書くとよいでしょう。

また、学部や学科、コースは必ず正式名称で書くようにしましょう。

2. 職歴欄

  • 所属部署まで正式名称で書く
  • 職歴欄は過去の就職履歴・転職歴を全て書く

職務経歴についても同様に、会社名や所属した部署を正式名称で記載します。

さらに、これまでの就職歴や転職歴はすべて記入して、採用担当者があなたの職歴を理解できるようにしましょう。

(※アルバイトの経歴は不要です)

③資格欄の書き方

履歴書サンプル-資格欄
  • 免許・資格は正式名称で書く
  • 最初に免許を書き、その後に資格を記述する

取得した順番に時系列で書くのが一般的です。ただし、企業側が求める必須の免許がある場合は先頭に書くとより良い書類になります。

今現在、取得を目指して勉強している免許がある場合も記載してOKです。応募先の企業に役立つ資格・免許なら積極的に書きましょう!

もし免許を持っていなくて記入することがない場合は、「特になし」と書きましょう。何も書かないと、採用担当者が書き忘れたと誤解する可能性があります。

④志望動機欄・自己PR欄の書き方

履歴書サンプル-志望動機・自己PR欄

様式によっては志望動機と自己PRが分かれている履歴書もあるので、それに従って書くようにします。

上記の画像のように項目が一つにまとまっている場合でも、自分で「志望動機」と「自己PR」に項目を分けて書いても問題ありません。

ご自身の書やすいやり方で書いていきましょうね。

履歴書の中では、この「志望動機欄」がもっとも重要です。企業側が魅力に感じる志望動機の書き方は次の章で詳しく解説します。

⑤本人希望欄の書き方

履歴書サンプル-本人希望欄
  • 年収や休日などの”待遇面”は、原則「貴社規定に準じます」といった内容を記入する
  • 1つの求人で複数の職種を募集している企業の場合、自分が希望する職種を書いておく
  • 居住地域や通勤時間に懸念があれば、以下を参考に記述する

もし応募先の企業が通勤可能な範囲外にあって、現在引っ越しを考えているなら、その旨を記載しましょう。
(※一般的には通勤に90分以上を要す範囲)

勤務時間に制限がある場合は、「勤務条件に合わせられるように引っ越しを検討しています。」といった形で、仕事に対する意欲を示す内容を書くことが大切です。

3STEP|採用担当者が一目惚れする履歴書作り

繰り返しになりますが、履歴書は「志望動機欄」が一番重要です。

なぜなら志望動機欄は、履歴書で唯一あなたの想い・熱量をアピールできる項目だからです。

(※自己PR欄は職務経歴書の要約を書いてしまってOK。むしろ内容をかぶせたほうが自己アピールに統一感が生まれて印象アップにつながります。)

そんな大切な志望動機はラブレターのように書くとうまくいきます。履歴書を見た採用担当者が思わず、

採用担当者

こ、この人のこと気になる…
ぜひ一度お会いして話を聞いてみたい!!!!

と引き込まれるような「良い文章」が完成します。具体的な書き方は以下の手順。

採用担当が一目惚れする志望動機の作り方
~ ラブレター戦略 ~

それぞれ詳しく解説していきますね。

STEP1|求人を再びチェックする

魅力的な志望動機を書くために、まずは応募した求人をもう一度チェックします。

具体的に確認する項目は次の3つです。

  • 会社やプロジェクトが携わっている「業界」
  • 募集した「職種」
  • 「求めているスキルや経験」の内容

これら3つの項目を再チェックする理由は、企業側のニーズ意図を的確に汲み取るためです。

具体的に、相手はどんな人を求めているのか?

といったことがわからなければ、相手に刺さる文章を書くことができません。

あなたの文章を読んだ相手が「この人気になる!」と脈アリ認定してもらうために、まずは『恋人の好きなタイプ』を探るイメージで求人票をもう一度チェックしてみましょう。

STEP2|共通点を探す

求人票を再チェックして「求めている人物」が明確になったら、

  • 現職で携わった分野
  • 自分に備わっているスキル

この2つを書き出し、「求めている人物↔自分」の共通点を探します。

共通点が1つでも見つかれば、

私はあなた(企業)にぴったりな人材です…!

といった熱烈アピールも、筋が通った言葉へと変わります。

たとえば、応募先の企業が「自社医療サービスを推進してくれる人材を募集」という求人を出していた場合、

  • 医療・メディカル業界の知見
  • 医療系のクライアントを抱えたときの経験
  • お年寄りの悩みを聞きながら営業した経験
  • 祖父母や家族を介護した経験
  • 持っている資格

このような「経験やスキルの共通点」をピックアップし、その内容を中心に文章を作ることで、採用担当者のストライクゾーンを志望動機で的確に狙うことができます。

志望動機はこの”共通点探し”が最大のポイント。今までの経験を振り返り、自分のアピールポイントを探してみましょう。

STEP3|ストーリー形式で書く

「ストーリがもっとも人を動かす」

とさまざまなビジネス書では言われていて、マンガやアニメ、小説が大勢の人に刺さるのも、ストーリー・物語形式だからです。

したがって志望動機もストーリー形式を採用することで採用担当者に響き、あなたへの興味につながります。

具体的な志望動機の書き方は「ラブレター」の構成とほぼ一緒です。(ほんとに本当です…!)

学生時代に好きな人に向けて綴った手紙を思い出してみてください。もしイメージが沸かない人は、以下の手順に沿って志望動機を書き進めると、自然に魅力的な文章に仕上がります。

【魅力的な志望動機を書く手順】

  • 惚れた(志した)きっかけを話す
  • 惚れた部分(魅力)を具体的に伝える
  • 交際後(採用後)の未来を提示する

たとえば、「自社医療サービスを推進してくれる人材を募集」という求人に対して健康医療の業務に携わった経験を訴求したい場合、次のような志望動機文になります。 

志望動機欄(例文)】

  • 惚れた(志した)きっかけを話す
    〇〇の業務を通じてお客様が感じる健康面の不安を具体的に把握し、それを解決する手助けをすることに大きなやりがいを感じ、医療業界の道を進みたいと思うようになりました。
    特に「特定健診事業」の企画から実施、そしてその効果を評価するまでの全工程を経験し、多くの人の健康を改善できたことは大きな達成感がありました。
  • 惚れた部分(魅力)を具体的に伝える
    貴社が展開するデジタル技術を駆使した医療サービスは、多くの人々の助けになるだけでなく、医療従事者をサポートすることにも繋がり、日本の医療を支えるサービスになると確信しています。
  • 交際後(採用後)の未来を提示する
    私はこれまでにさまざまなお客様の健康問題に寄り添い、解決策を提供してきた経験を生かして、貴社の医療サービスの発展に貢献し、更に多くの人々の生活の質を向上させたいと思っています。

これら3つの項目をつなぎ合わせたものが1つの志望動機文になります。
この3つの文脈を意識して作ることで、

採用担当者

あぁ、この人はうちの会社のことわかってるなぁ。
入社後も私たちが期待する活躍をしてくれそうだ。

といった好印象につながり、書類選考の通過率を高めることができますよ。


志望動機を作るときは、

  • 求人をもう一度チェックする
  • 共通点を探す
  • ストーリー形式で書く

この3つの手順を意識して、「ぜひ、一度お会いしたい…!」と好きな人 企業側が思うような文章を書いていきましょうね!

履歴書の書き方まとめ

この記事では、履歴書の基本的な書き方と魅力的にするコツを解説しました。

履歴書の最重要ポイントは志望動機です。その他は全体を見て、

  • 見やすさ(書類の第一印象)
  • 誤字がないこと(応募の真剣度)

この2点をクリアすれば合格ライン。後は企業側が求めている人物と自分の”共通点”を探すことに注力し、魅力的な志望動機文を作っていきましょう!

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