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「安定した仕事」を求めたら逆に不安定になる現代社会の話。

「終身雇用の崩壊」「AI導入」といったニュースが昼夜問わず飛び交い、日本オワコン説が浮上している今日このごろ。お金や仕事の不安が募り、”安定”した職に就きたくなってしまいます。

でも、その「安定」という言葉、ひと昔前の定義のままではありませんか?

今の日本は親世代の状況とは大きく変わっています。時代が進めば常識も変わる。

僕も公務員として働いていましたが、昇給スピードよりも物価が上がるほうが早く、生活は年々苦しくなる一方でした。

なので本記事で一緒に、「安定」という言葉を令和バージョンへとアップデートしていきましょう。知識を増やして将来のお金・仕事の不安を打ち破りましょうね!

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今の日本がヤバい。目を逸らしたくなる3つの現実

「現代の安定」を定義するため、この項目では今の日本で起きている社会問題・トレンドを3つご紹介します。

①AI技術の進歩で「会社」の貧困差が加速

AI技術の進化が「企業間」の経済格差を拡大させる可能性があります。

日本は主要先進国(G7)で最も貧困率が高い国ですが、同時に多くの富裕層も存在する「経済的に豊かな人が多い国」でもあります。たとえば1.4億円以上の資産を持つ富裕層の数では、日本はアメリカに次ぐ世界第2位です。(人口比では世界第1位)

現在は個人間での経済的な格差が目立っていますが、今後はAI技術の発展に伴って「企業間」でも貧富の差が開くのが火を見るより明らか。

資金力がある会社だけが積極的にAIを導入し、リストラ・早期退職の推進により人件費を削減。野放しにされた無職の人たちはAI導入が困難な貧乏企業に入るしかなく、最低賃金で安く買い叩かれてしまうのです。

この結果、働いても報われない「安価な労働力」としての人々が増え、経済的格差がさらに広がるのが今後の日本になっています。

②物価高の上昇率がヤバい

東京新聞の調査によると、2021年と2023年の食品の物価比は次のような結果になっています。

出典:東京新聞「朝食「パン派」はより厳しく…食品値上げの影響は?」

たった2年で食用油は約210円、マヨネーズは90円も値上がりしています。

冒頭でもお伝えしたように、僕は以前地方公務員として働いていました。当時の昇給率は年間6,000円。公務員の給料が上がるスピードよりも物価が上がるスピードのほうがヤバいので、「公務員は安定!」とは言えないのが現代の日本です。。。

③会社の短命化

総務省統計局によると、令和3年6月1日時点の企業の数は368万社も存在しています。しかし当然ですが、これら会社がずっと永続するわけではありません。

会社の平均寿命(存続年数)は調査によってバラつきがありますが、10年後に会社が存続している確率は中小企業で約70%といわれています。

約3割の会社が10年後に退場する現代。親世代の「終身雇用」はリアルに崩壊しはじめているのが日本の現状なのです。

令和時代に安定した”仕事”はない。今の「真の安定」とは?

  • AIが導入されて離職→貧乏企業から安く買い叩かれる
  • 昇給するスピードよりも物価上昇率のほうが早い
  • 10年後に3割の会社が倒産する

このような日本の現状を目の当たりにすると、

平凡会社員

日本はもうオワコン。この国で幸せに暮らせる人はエリート社員と政府の人間だけだ…
物価が安いエジプトやネパールに移住しないと、おれはもう……

と思ってしまいますが、お金や仕事が安定する希望はまだ残っています。

それは『業界を跨いで”波乗り”できる人材になる』ということです。

日本は腐っても経済大国上位(現在4位)。衰退していく産業や企業だけでなく、右肩上がりで成長を遂げる分野も確かに存在します。

たとえば日本のIT産業も毎年成長を続けています。国のマイナンバー制度のプラットフォームもここ数年でやっとリリースされましたし、今後は「生活インフラ」としてITがバンバン導入され、市場はまだまだ成長途中です。

また、不景気のときには保険や金融商品が爆売れする傾向があるので、金融業界は安定成長が見込める業界の一つです。

このように、

時代に合わせて成長産業に身を置く

ということができれば、会社の成長の果実(利益)を給料やボーナスとして常に受け取り続けることができるのです。

会社の業績が良いと福利厚生も手厚くしやすいので、住宅ローンの返済で困ることがなくなり、長期休暇が取れて毎年海外旅行にも行けちゃうかもしれません。

問題点は「そんなに都合よく業界を渡って転職できるのか?」ですよね。
あります。しかもエリート向けではなく、”万人向け”の内容です。

『ポータブルスキルの実績』を採用担当者や役員・社長にアピールできれば、成長産業を常にわたり歩くことができます。

「ポータブルスキルの実績」は万人の最強ツール

ポータブルスキルとは、特定の業界や職種に依存することなく、どの分野にも持ち運びができるスキルのことです。たとえば次のようなスキルが一例です。

ポータブルスキルの一例
①営業スキル・プレゼン能力

売上アップに直結する営業スキル・プレゼンテーションスキルはどの業界にも共通するスキルで引っ張りだこ。

②チームビルディングスキル

部署やチームをまとめ上げる能力は全ての業界の経営者・役員に重宝され、高待遇が期待できる。

③事業立ち上げに携わった経験

どの会社も新規事業を軌道に乗せる0→1のフェーズが一番キツい。スキルではないものの、そのノウハウや経験は全ての会社から重宝される

このようなスキルを書類選考や面接試験でアピールできるようにしておけば、どんな業界でも、どんな会社からも欲しがられる「需要が高い人材」として君臨できます。

ポータブルスキルを持っていると、たとえ今の職場が不安定になったとしても成長産業への転職が容易になります。

令和時代の日本で「真の安定」を掴むには、企業や職に執着するのではなく『ポータブルスキル』に着目すること。業界を超えて活躍できるポータブルスキルを身につけることで、どんな経済状況にも打ち勝つ”生きる術”が手に入るのです。

業界の波に乗れる人が「真の安定」を手にする

これからの時代、日本で安定を手にできる人は公務員でも大企業でもなく、業界を跨いで波乗りできる人です。

ポータブルスキルを持ち、成長産業に身を置き続けられる人こそ、本当に食いっぱぐれない『日本で幸せに生きれる人』になります。

今までの「キング・オブ・食いっぱぐれない」にはプログラマー職がありましたが、今はAIの方が正確なコードが書けてしまうので、王の座も危うい状態になっています。

時代の波に乗ることは超重要。今までの常識に囚われず、情報をアップデートし続けた人だけが『真の安定』を手にすることができますよ。

あつし

最後まで読んでくださった方にお礼の気持ちを込めて、「今アツいおすすめ業界」を3つご紹介します。

【今アツいおすすめ業界】
①医薬品・医療機器業界
②種苗業界
③化学業界

これらの業界は需要がなくならずに”超安定成長”ができる産業で、ホワイト企業が圧倒的に多いです。
加えてあまり知られていない業界なので、未経験でも狙いやすい分野ですよ!

これらの業界に絞って求人をチェックし、ホワイト企業にいち早く応募できれば、かなりの高確率で転職成功できてしまいますよ。

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